【Excel VBA】AutoFilterで複数条件を指定してデータを絞り込む方法

みなさんこんにちは。

Excel VBAで一覧データを扱っていると、商品名や担当者、地域などの条件を指定して必要なデータだけを表示したい場面があるかと思います。

このような場合は、ExcelのオートフィルターをVBAから操作できるAutoFilterが便利です。

今回は、AutoFilterで1条件・OR条件・複数列条件を指定してデータを絞り込む方法をご紹介したいと思います。

この記事はこんな人におすすめ

  • VBAからオートフィルターを操作したい人
  • Criteria1・Criteria2の使い方を知りたい人
  • 複数条件で一覧データを絞り込みたい人

今回使用する元データ

今回は、A列に商品名、B列に担当者、C列に地域、D列に売上が入力されている一覧を使用します。

Excel VBAのAutoFilterで複数条件を指定する前の元データ

基本のAutoFilterで1条件を指定する

まずは、商品名が「商品A」のデータだけを表示してみます。

Sub FilterSingleCondition()

    Dim ws As Worksheet
    Dim targetRange As Range

    '========================================
    ' 対象シートと一覧範囲を取得する
    '========================================
    Set ws = Worksheets("Sheet1")
    Set targetRange = ws.Range("A1").CurrentRegion

    '========================================
    ' 1列目の商品名を「商品A」で絞り込む
    '========================================
    targetRange.AutoFilter _
        Field:=1, _
        Criteria1:="商品A"

End Sub

Field:=1は、対象範囲の1列目を意味します。Criteria1へ絞り込みたい条件を指定します。

Criteria1・Criteria2でOR条件を指定する

「商品Aまたは商品B」のように、同じ列へ2つの条件を指定する場合はCriteria2とOperator:=xlOrを使用します。

targetRange.AutoFilter _
    Field:=1, _
    Criteria1:="商品A", _
    Operator:=xlOr, _
    Criteria2:="商品B" 

これで、商品Aと商品Bのどちらかに一致する行だけが表示されます。

Excel VBAのAutoFilterで商品Aと商品BをOR条件で絞り込んだ結果

複数列へ条件を指定する

複数の列へ続けてAutoFilterを設定すると、それぞれの条件を満たすデータに絞り込めます。

'========================================
' 商品名を商品Aまたは商品Bで絞り込む
'========================================
targetRange.AutoFilter _
    Field:=1, _
    Criteria1:="商品A", _
    Operator:=xlOr, _
    Criteria2:="商品B"

'========================================
' さらに地域を「東京」で絞り込む
'========================================
targetRange.AutoFilter _
    Field:=3, _
    Criteria1:="東京" 

この場合は、「商品Aまたは商品B」に該当し、さらに地域が「東京」のデータだけが表示されます。

Excel VBAのAutoFilterで商品名と地域の複数列条件を指定して絞り込んだ結果

フィルターを解除する

絞り込み条件だけを解除したい場合は、ShowAllDataを使用できます。

'========================================
' 絞り込み中の場合だけ条件を解除する
'========================================
If ws.FilterMode Then
    ws.ShowAllData
End If

フィルターの▼ボタン自体も取り除きたい場合は、ws.AutoFilterMode = Falseを使用します。

最後に

いかがでしたでしょうか。

今回は、Excel VBAのAutoFilterで1条件・OR条件・複数列条件を指定してデータを絞り込む方法をご紹介しました。

Criteria1・Criteria2・Operatorを組み合わせることで、実務でもさまざまな条件に対応できます。

一覧データの絞り込みを自動化するときに、少しでも参考になれば幸いです。

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